このような疑問にお答えします。
今回はココアが健康に悪いのかについて紹介します。
子どもから大人まで大好きなココアですが、実は健康に悪いかもしれないことが分かっています。
では何がそんなに健康に悪いのでしょうか?
科学的な観点から解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
目次
ココアは健康に悪い?
結論から言うと、ココア自体は健康に悪いどころかむしろ体に良いです。
ただ、それは選び方によります。
正しいココアを選ばないと健康に悪いこともあり得ます。
基本的な注意点は2つあります。
ココアを選ぶ注意点
- 砂糖
- カドミウム
それでは一つずつ見ていきましょう。
砂糖
まず1つ目のココアを選ぶ注意点が「砂糖」です。
砂糖が多く入っているココアは避けた方がいいです。
というのも砂糖は認知機能の低下や腸内環境の悪化を招く危険性があるからです。
実際にそれを示した研究には枚挙にいとまがありません。
ここではマッコーリー大学の研究を紹介します。
実験内容
20件の研究を精査し、西洋式の食事(飽和脂肪が多く、砂糖を加えたもの)が脳に与える影響について調べました。
その結果、西洋式の食事は脳の海馬に明らかな影響を与えることが分かりました。
すごく簡単に言うと、バカになるということです。
砂糖は思ったより危険なことが多いので、注意が必要ですよ。
カドミウム
2つ目のココアを選ぶ注意点が「カドミウム」です。
カドミウムはあらゆる食品に入っていて、多少であれば問題ありません。
ただ、過剰摂取は腎臓や肝臓にダメージがあることが分かっています。
実際にスウェーデンのカロリンスカ研究所で行われた大規模な研究ではこんなことが分かっています。
実験内容
5,600人の死因を調べ、カドミウムの量と死亡率についてを関連を調査しました。
死因としては
- ガン
- 心血管疾患 など
その結果、カドミウムは死亡率の増加と関連していることが示唆されました。
特に心血管疾患に関しては最も強い関連が分かりました。
このことからもカドミウムの過剰摂取はかなり危険であることが分かります。
ただ、カドミウムは多少入ってしまいます。
そのため、カドミウムの量が少ないものを選ぶことが大切になってきます。
健康に良いココアの作り方
基本的に市販のもので健康に良いココアはありません。
自分で作るのが一番良く、コスパも抜群です。
健康に良いココアを作るためには2つのことを意識してください。
健康に良いココア
- ハチミツを使う
- カドミウムが少ないココアパウダーを選ぶ
それでは一つずつ見ていきましょう。
ハチミツを使う
健康に良いココアを作るためには「ハチミツを使う」ことを意識してください。
砂糖とは違いハチミツにはメリットがあることが分かっています。
これを示してくれたのが、ヨルダン科学技術大学の研究です。
実験内容
この実験では今まで行われてきたハチミツに関する研究を精査し、その効果を調べました。
その結果、ハチミツは男性のテストステロンレベルを上げることが分かりました。
つまり、ハチミツを食べるだけで自然とやる気が出るということです。
また、女性にも男性ホルモンはあるため、ハチミツを食べることでやる気が高まるかもしれません。
ハチミツを食べるならマヌカハニーがおすすめです。
通常のハチミツよりも栄養価が高く、テストステロンレベルも上がりやすいとされています。
このマヌカハニーであれば、普通のハチミツとあまり値段も変わりません。
気になる方はお早めに。
カドミウムが少ないココアパウダーを選ぶ
健康に良いココアを作るために意識することの2つ目は「カドミウムが少ないココアパウダーを選ぶ」ことです。
カドミウムは先ほど紹介した害をもたらす成分です。
それが少ないものを選びましょう。
ただ、こんな疑問がわくと思います。
実はカドミウムは成分表示に書いてないことが多いため、量がわからないんです。
では、どうすればいいか?
海外のココアパウダーを購入することをおすすめします。
海外のものにはカドミウムが記載されている場合があります。
それを参考にすれば、おそらくカドミウムが少ないココアパウダーを選ぶことができます。
ただ、それを選ぶのも一苦労のため、カドミウムが比較的少ないココアパウダーを紹介します。
迷ったらこれで良いと思います。
このココアパウダーはカドミウムが少ないことで有名です。
僕自身も使っているので、本当はあまり教えたくはないのですが、この記事を見ている方にだけお教えします。
配送に時間がかかるので、欲しい方は早めに頼むことをおすすめします。
カカオの健康効果を知りたい方は『【そのチョコ大丈夫?】チョコの危険とカカオの効果を【徹底解説】おすすめのダークチョコレートも紹介』をチェック☟
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最後に
ココアは選び方さえ間違えなければ体に良い飲み物です。
ぜひ健康に良いココアの作り方をマスターしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
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Larsson SC, Wolk A. Urinary cadmium and mortality from all causes, cancer and cardiovascular disease in the general population: systematic review and meta-analysis of cohort studies. Int J Epidemiol. 2016 Jun;45(3):782-91. doi: 10.1093/ije/dyv086. Epub 2015 May 20. PMID: 25997435.
Banihani SA. Mechanisms of honey on testosterone levels. Heliyon. 2019 Jul 4;5(7):e02029. doi: 10.1016/j.heliyon.2019.e02029. PMID: 31321328; PMCID: PMC6612531.