このような疑問にお答えします。
今回はネットやゲーム依存症の治し方について紹介します。
ネットやゲーム依存症は今や社会問題となっており、それは特に子どもに多いと言われています。
実際、Appleの創業者のスティーブ・ジョブズなどのIT起業家は自分の子どもに対して、ネットやゲームを制限していると言われています。
それだけネットやゲームは魅力的だということです。
そして、そんな魅力的なものを前にして、子どもが自制心を持ってやめるのは到底無理な話ですよね。(大人である僕たちでも難しいのに。)
現代ではネットやゲームを完全に切り離すことは無理なので、しっかりと距離の取り方を教えてあげましょう。
僕自身も現在、ゲーム依存症のお子さんを見させてもらっているので参考になると思います。
そんな実体験と研究をもとにネット・ゲーム依存症の治し方について知っていただきます。
目次
インターネット・ゲーム依存症チェックテスト
まずインターネット・ゲーム依存症のチェックテストを行ってみましょう。
出来れば、お子さんと一緒にやってみることをおすすめします。
インターネット・ゲーム依存症チェックテスト
次にあげる行動の頻度を最もよく表すものを0~5の数字で選択してください。
0 = 当てはまらない
1 = 滅多にない
2 = ときどきある
3 = よくある
4 = しょっちゅうある
5 = つねにある
- ふと気づいたら思った以上に長くネット(ゲーム)をしていたことがある
- 生活の中でネット(ゲーム)をしている時間について人から注意を受ける
- 他にすることがあってもメールチェック(ゲーム)を優先する
- 遅くまでネット(ゲーム)をしていて睡眠時間が短くなる
- ネット(ゲーム)をしながら「あと数分だけ」と思っている
ー IAT(インターネット依存症テスト)簡易版
全ての点数が出たら合計してください。
インターネット・ゲーム依存症チェックテストの結果
- 合計が7以下 = インターネット・ゲーム依存症の疑いは低い
- 合計が8~12 = 軽度のインターネット・ゲーム依存症の疑いあり
- 合計が13~20 = 中等度のインターネット・ゲーム依存症の疑いあり
- 合計が21~25 = 重度のインターネット・ゲーム依存症の疑いあり
結果はこの通りです。
どうでしたか?
ネット依存症のテストを参考にしたものなので、正確とはいきませんが参考になるかと思います。
子どもだけじゃなく、ご自身のネット依存症にも使えるので、ぜひ参考にしてみてください。
正規版のテストを受けたい方はこちら
インターネット・ゲーム依存症チェックテストが難しい場合
インターネット・ゲーム依存症チェックテストが難しい場合は客観的に判断する方法を紹介します。
依存症の場合、基本的には以下の3つの特徴が表れることがあります。
ポイント
- 攻撃性の増加
- 内向性の増加
- 生活リズムの乱れ
インターネットやゲームによって上記の特徴が表れている場合は注意した方がよさそうです。
ただ、これはあくまでもチェックテストが難しい場合です。
出来ればチェックテストを受けてみてくださいね。
ちなみにゲーム依存症の割合はゲーマーを対象とした研究でも、10%程度だと言われています。(※1)
なので、余程のことがない限り、ゲーム依存症だというのは難しいかもしれません。
ただ、そうは言われても心配かと思います。
ここからはネットやゲーム依存症の疑いがある子どもに親が出来ることを紹介していきます。
ゲーム依存症の子どもに親が出来ること
ここからは科学的に正しいゲーム依存症に対しての対処法を紹介していきます。
どの程度のゲーム依存症に効くかを個人的に試した結果を書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲームの強制
対象:軽度~中等度のゲーム依存症
子どもがゲームを止めないようであれば、むしろ強制的にやらせちゃいましょう。
「そんなことしたら無限にやっちゃうよ!」と思う方もいらっしゃいますよね。
でも、実際はそうはならないんです。
例えば、子どもに「勉強をしなさい!」と言うとやらなくなる現象ありますよね?
あれは子どもに対して抵抗(心理的リアクタンス)を促してしまうため、結果的に勉強をしなくなるということになります。
なので、これを逆手にとって、子どもにゲームを強制的にやらせてみましょう。
そうすれば心理的リアクタンスにより、ゲームをやらないという方向に自然と導くことが出来ます。
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残りの対処法については「エルター」をチェック!