このような疑問にお答えします。
今回はプロテインの最適な量と1食分の上限について紹介します。
一般的に筋トレやダイエッターの間では体重1kg当たり、タンパク質が1g必要と言われています。
ですが、最新の研究ではそれでは足りないことが分かっています。
ではタンパク質はどのくらい必要なのか?
それを最新研究から明らかにしていきたいと思います。
ぜひ筋トレやダイエットの参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
目次
プロテインの最適な量は?
結論から言うと、タンパク質は「体重×1.6~2.2g」が最適だということが分かっています。
その理由はテストステロンです。
タンパク質を「体重×1.6~2.2g」摂ると、このテストステロン値が最大になることが分かっています。
それを示してくれたのが、アリエル大学の研究です。
実験内容
この論文は様々な研究を精査し、テストステロンを上げる方法についてまとめたレビュー論文です。
タンパク質摂取量を体重×1.6~2.2g摂ることで、筋肉が維持または増加することが分かりました。
これはテストステロンが作用しているためと考えられます。
つまり、筋肉を維持したい場合は「体重×1.6g」、筋肉をつけたい場合は「体重×2.2g」摂れば良いということです。
体重が60kgの場合
- 筋肉を維持 → タンパク質96g
- 筋肉を増加 → タンパク質132g
ただ、植物性プロテインの場合は維持したい場合でも「体重×2g」程度摂ってもいいかもしれません。
というのも動物性プロテインより吸収効率が悪いので、植物性の場合は少し多く摂る必要があります。
ぜひ自分にあったタンパク質を計算してみてください。
タンパク質の1食の上限はどのくらい?
1日のタンパク質の推奨摂取量が分かりました。
続いてはタンパク質の1食の上限です。
タンパク質は1回に吸収できる量に限りがあります。
なので、1回に90gのタンパク質を摂ったところで吸収できずに無駄になってしまうことがあります。
それを防ぐためにタンパク質の上限を知っておきましょう。
一般的にはタンパク質の1食の上限は30g程度と言われています。
ですが、最新の研究では1食の上限はこの限りではないと言われています。
それを示してくれたのが、アーカンソー医科学大学の研究です。
実験内容
23人の健康な人を対象として、タンパク質の摂取量が筋肉の合成や分解に与える影響を調べました。
この実験では主に2つのグループに分けられました。
- タンパク質1食で40gを摂るグループ
- タンパク質1食で70gを摂るグループ
その結果、タンパク質を1食で70g摂ったグループの方が筋肉の分解が抑えられ、合成も増加したことが分かりました。
つまり、タンパク質を多く摂れば、それだけ筋肉が発達するというわけです。
ただ、この実験では牛肉を使っていたので、プロテインでのメリットは不明です。
とはいえ試してみる価値は十分にあると思います。
おすすめのプロテイン
こちらは無添加のプロテインです。
無添加のプロテインはコスパと質が大切なので、どれを買ったらいいかわからない人には良いと思います。
僕が使っていて本当は紹介したくない商品なので、これを見ている方だけの特別です。
在庫が限られているので、気になる方はお早めに。
無添加のソイプロテインでおすすめなのがこちらです。
コスパも良く、かなり飲みやすいです。
継続的に飲みたい方にはおすすめです。
きな粉とハチミツを加えると美味しく飲めるので、ぜひ試してみてください。
気になる方はどうぞ。
こちらもほぼ添加物は入っていません。
甘味料も天然のものを使っているので危険性は少ないと思います。
コスパも良く、とにかく美味しいです。
プロテインが苦手な人は試す価値ありです。
ビタミンが添加されているのが気になりますが、それ以外は問題なさそうです。
気になる方はどうぞ。
最後に
一般的に言われているタンパク質の量は少ないです。
ぜひ自分にあった適切なタンパク質の量を摂って、最高の体調を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
Zamir A, Ben-Zeev T, Hoffman JR. Manipulation of Dietary Intake on Changes in Circulating Testosterone Concentrations. Nutrients. 2021 Sep 25;13(10):3375. doi: 10.3390/nu13103375. PMID: 34684376; PMCID: PMC8538516.
Kim IY, Schutzler S, Schrader A, Spencer HJ, Azhar G, Ferrando AA, Wolfe RR. The anabolic response to a meal containing different amounts of protein is not limited by the maximal stimulation of protein synthesis in healthy young adults. Am J Physiol Endocrinol Metab. 2016 Jan 1;310(1):E73-80. doi: 10.1152/ajpendo.00365.2015. Epub 2015 Nov 3. PMID: 26530155; PMCID: PMC4675798.