このような疑問にお答えします。
今回は今日本で大人気のチャミスルについて紹介します。
チャミスルは韓国焼酎の一種で、日本でもスーパーやコンビニでよく見かけるようになりました。
そんなチャミスルですが、実は体に悪いのではないかと言われています。
実際、体に悪いに悪いのかどうか科学的に解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
目次
チャミスルは体に悪い?
結論から言うと、チャミスルは特別体に悪いわけではありません。
「特別」という風に言ったのは別にチャミスルに悪い成分が入っているのではなく、お酒自体が体に悪いからです。
なので、チャミスルが体に悪いわけではないのです。
では実際にお酒が体に悪い理由を見ていきましょう。
その理由は主に3つあります。
お酒のデメリット
- 脳へのダメージ
- 睡眠への影響
- 腸へのダメージ
それでは一つずつ見ていきましょう。
脳へのダメージ
1つ目のお酒のデメリットは「脳へのダメージ」です。
これはなんとなく聞いたことがある人も多いかもしれません。
実際にお酒は脳の領域を縮めることが分かっています。
これを示してくれたのが、ハイデルベルク大学の研究です。
実験内容
7,000人を超える人たちを対象として、アルコールが脳に与える影響について調べました。
その結果、慢性的な飲酒は、灰白質と白質の体積減少や様々な白質路の微細構造の破壊が起きることが分かりました。
この灰白質の体積が減少するということは、簡単に言うと頭が悪くなるということです。
さらに認知症などの危険性も高まるとも言われています。
たまに飲む分にはいいですが、日常的に飲むのは避けたいですね。
睡眠への影響
2つ目のお酒のデメリットは「睡眠への影響」です。
お酒を飲むことで、睡眠の質が悪くなってしまうことが分かっています。
これは中国の大学で行われた研究です。
実験内容
過去に行われた11件のアルコールと睡眠に関する研究を精査し、それらの影響を調べました。
その結果、飲酒は睡眠障害の発生率と有意に相関していたことが分かりました。
つまり、お酒は睡眠の質を下げるだけでなく、睡眠障害への可能性も高めるということです。
ですが、こういう人もいると思います。
確かにお酒は入眠を助けてくれることが分かっています。
ただ、睡眠の質という面では逆効果なんです。
なので、眠るためにお酒を飲むのはやめた方がいいかもしれません。
睡眠に関しては『【夜眠れない…】眠れないとき必見!睡眠の質を向上させる方法7選』をチェック☟
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参考【夜眠れない…】眠れないとき必見!睡眠の質を向上させる方法7選
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腸へのダメージ
3つ目のお酒のデメリットは「腸へのダメージ」です。
お酒は腸内環境を乱してしまうことが分かっています。
これを示してくれたのが、マウントサイナイ医科大学の研究です。
実験内容
日本を含む500,000人を対象として、喫煙や飲酒、肥満と小腸ガンの関連性について調べました。
その結果、飲酒が小腸ガンの病因的役割になることが分かりました。
つまり、お酒は腸へのダメージがあるということです。
また、他の研究でもお酒は腸内環境を乱すことも分かっています。
なので、お腹の調子が悪い方や胃腸が弱い方はお酒を控えた方がいいかもしれません。
とはいえお酒を止めることってなかなか難しいですよね。
そこで、今回は体に良いお酒についても紹介します。
体に良いお酒は?
体に良いお酒は基本的にはありません。
ただ、良い影響があるお酒はあります。
それがこちらです。
体に好影響があるお酒
- 赤ワイン
- ビール
それでは一つずつ見ていきましょう。
赤ワイン
まずは赤ワインです。
赤ワインはお酒の中でも比較的ダメージが少ないです。
というのも、ぶどうにはポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があるので、体をキレイにしてくれることが分かっています。
また、赤ワインは腸に良いかもしれないことも分かっています。
実際にスペインの食品科学研究所で行われた研究でもそれが明らかになっています。
実験内容
健康的な被験者32人を対象として、4週間にわたり赤ワインの消費と腸の影響について調べました。
その結果、赤ワインの適度な消費が腸の炎症反応を調節出来るかもしれないことが分かりました。
これはおそらく赤ワインに含まれるポリフェノールが炎症反応を抑えたのだと考えられます。
ということは赤ワインはお酒のデメリットである腸内環境の悪化を抑えられる可能性があります。
飲みたいときには赤ワインを選ぶのは悪くないと思いますよ。
僕のおすすめの赤ワインがこちらです。
ワインはあまり詳しくないのですが、この赤ワインはかなり美味しかったです。
人によっては2万円くらいの味がするワインですが価格は2,000円台です。
サクラ限定ラベルは数が少ないのでお早めに。
ビール
2つ目の体に良いお酒はビールです。
ビールはとかく悪者にされがちなお酒ですが、実は知られざるメリットがあるんです。
実はビールには睡眠の質を向上させる効果があることが分かっています。
厳密に言うと、ビールの主成分となっているホップが睡眠の質を高めると言われています。
スペインのエストレマドゥーラ大学の研究によると、ホップの鎮静作用により、夜間活動を効果的に減少させるということが分かっています。
また同大学の異なる実験でもノンアルコールビールを飲んだ学生の睡眠の質が高まったことが分かりました。
つまり、ビールは睡眠の質を上げるということです。
先ほど紹介したお酒のデメリットである睡眠の質の悪影響をビールがひっくり返してくれるかもしれません。
寝る2時間前に1杯のビールを飲むのは悪くないかもしれませんね。
ビールだと最近話題のジョッキ缶がおすすめです。
お店で飲めるような味と泡が最高です。
しかもコップに注ぐ必要がないので、寝る前に洗う必要がありません。
気になる方はどうぞ。
最後に
チャミスル自体が体に悪いわけではないので、飲んでも大丈夫だと思います。
ただ、お酒のデメリットには気をつけてください。
チャミスルのアソートセットはいろんな味を一度に楽しめるのでおすすめです。
気になる方はどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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