このような疑問にお答えします。
今回は職場やコンビニで手軽に買えるエナジードリンクZONe(ゾーン)の効果や危険性などについて紹介します。
なかなか集中できない人やZONe(ゾーン)の成分について知りたい方には参考になると思います。
実際、僕もZONe(ゾーン)は好きでしたがこれを見て、かなり控えるようになりました。
ZONe(ゾーン)を飲んでいる人や飲もうと思っている人はこれを見て少し考えてみてください。
目次
エナジードリンクZONe(ゾーン)がヤバい3つの理由
ー ZONe(ゾーン)ENERGY 公式サイト より引用
糖分過多
なんと言っても糖分が多すぎます。
それはカロリーを見ても分かります。
100㎖あたり50kcal以上あるのは、もはや化け物です。
カロリーを比較してみましょう。
コーラ(100ml)=46kcal
白米(一杯)=240kcal
レッドブル(100ml)=45kcal
あのコーラでさえ、100㎖あたり46kcalほどなので、いかに糖分が多いかが分かります。
白米一杯よりカロリーが多いのもなかなかヤバいですね…。
カフェイン
カフェインも摂りすぎるとまずいです。
カフェインには感受性というものがあり、それが高いか低いかでカフェインの効きやすさが変わります。
なので、安易にZONe(ゾーン)を飲むとむしろ生産性が下がり、夜も眠れなくなることがあります。
また、体の大きさや体重、妊娠中などによって、摂取可能なカフェイン量も違うので注意してください。
自分のカフェイン感受性を知りたい方はこちら☟
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参考【コーヒー一杯でも注意?】カフェインの効果には個人差がある?カフェイン感受性とは?
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添加物まみれ
3つ目は添加物が多いということです。
原材料を見ると主成分の4倍以上の添加物が入っています。
添加物を摂りすぎると、腸内環境が悪くなることが分かっています。
「腸内環境が悪くなったところで問題ないんじゃないの?」と思う方もいると思います。
ですが、実は腸内環境は生産性と密接にかかわっているんです。
実際、腸内環境が悪くなるとメンタルが悪くなり、そのせいで生産性が落ちることが研究により分かっています。
なので、添加物は避けた方が無難です。
ここまで成分ごとに悪影響を見てきました。
ここからは実際にエナジードリンクが与える悪影響について見ていきましょう。
エナジードリンクZONe(ゾーン)がヤバいという研究
実際にエナジードリンクがどれくらいヤバいのか科学的な観点から見ていきましょう。
これはマクマスター大学の研究です。
実験内容
合計32件の研究と96,549人を対象として、エナジードリンクの悪影響について調査しました。
その結果、様々な悪影響が確認されました。
ちなみにこの研究は研究をさらにまとめた研究のため、かなり精度が高いとされています。
以下が実験結果です。
実験結果
【小児集団】
- 不眠症(35.4%)
- ストレス(35.4%)
- 抑うつ気分(23.1%)
【成人集団】
- 不眠症(24.7%)
- 震え、落ち着きのなさ、手の震え(29.8%)
- 胃腸の不調(21.6%)
この中では不眠症が明らかな有害事象として確認されました。
不眠症は非モテや生産性の低下、幸福度の低下など人生の質を下げることが分かっています。
もちろん、すべての人に起きるとは限りませんが、注意しておいて損はないと思います。
とはいえ、ZONeにも多少なりとも効果はあります。
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参考【9割の人が騙されてる?】実は体に悪い食べ物・飲み物ランキング|これ買うの危険です!
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エナジードリンクZONe(ゾーン)の効果は?
カフェイン
まずカフェインです。
先ほども言ったようにカフェインは摂りすぎると危険ですが、適正であればむしろ生産性を高めてくれます。
ZONe(ゾーン)には一本当たり150mgのカフェインが入っています。
これはコーヒー1.5杯分に相当します。
カフェインだけの面を見れば生産性が少し上がるかもしれません。
また、カフェインはテアニンとコンボにすると10%以上集中力が上がることが分かっているので、テアニンと一緒に摂ってみてください。
テアニンは緑茶の成分の一種なのですが、緑茶で摂ろうとするとかなりの量を飲む必要があります
なので、サプリで摂ることをおすすめします。
カフェインとテアニンを一緒に摂ればいいだけなので、かなりおすすめです。
気になる方は見てみてください。
アルギニン
エナジードリンクによく入っているアルギニンも良い成分です。
アスリートを対象として研究では運動パフォーマンスを上げるということも分かっています。
つまり、アルギニンは活力をもたらしてくれる成分といってもいいでしょう。
ただ、わざわざエナジードリンクで摂る必要は個人的にはないと思うので、ニンニクや大豆などから摂るのがおすすめです。
ここまでZONe(ゾーン)のメリットとデメリットを見てきました。
次に紹介するのはなんとデメリットなしでゾーンに入れる方法です。
ZONeよりゾーンに入れる方法
ZONeよりゾーンに入れる方法はいろいろありますが、おすすめは運動です。
脳に血流を流すことで覚醒し、ゾーン入りやすくなります。
特に脚を動かすと血流が流れやすいので、階段の上り下りやスクワットなどがおすすめです。
他にも10種類ほど紹介しているので、気になる方はどうぞ☟
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最後に
危険とは言いましが、たまに飲む分には問題ないかと思います。
適度な距離を置いて楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
Nadeem IM, Shanmugaraj A, Sakha S, Horner NS, Ayeni OR, Khan M. Energy Drinks and Their Adverse Health Effects: A Systematic Review and Meta-analysis. Sports Health. 2021 May-Jun;13(3):265-277. doi: 10.1177/1941738120949181. Epub 2020 Nov 19. PMID: 33211984; PMCID: PMC8083152.