このような疑問にお答えします。
資料や勉強のために徹夜するときやもうひと頑張りしたいときに飲むのがレッドブルなどのエナジードリンクですよね。
実際、本当に効果があるのかって気になりますよね?
そこで今回はレッドブルを対象として科学的に効果を検証していきたいと思います。
目次
レッドブル(Red Bull)の効果は?
結論から言うと効果は微々たるものです。
そして、その効果以上にデメリットが大きすぎます。
カフェイン量が少ない
レッドブルなどのエナジードリンクはカフェインが多いと勘違いしている方が多いと思いますが、実はそんなことないんです。
その証拠にコーヒーや緑茶と比べてみましょう。
カフェイン量 | |
---|---|
レッドブル(Red Bull) | 30mg |
コーヒー | 40~70mg |
緑茶(玉露) | 160mg |
※100gあたり
玉露が多いのも驚きだとは思いますが、エナジードリンクの少なさに関しても驚きではないですか。
ここからも分かる通り、実はエナジードリンクって思っているほどカフェインが入っていないんです。
血糖値スパイクが起こる
血糖値スパイクとは急に多くの糖分や炭水化物などを摂ることによって、血糖値が急激に上がることを言います。
そして、急に上がった血糖値は急激に下がるため、その時に眠気を感じやすくなります。
例えば、昼食後に眠くなるというのはこの血糖値スパイクが原因のことが多いです。
つまり、エナジードリンクを飲むことによって眠くなるという人も大勢いるかと思います。
一定数効果があると言う人がいるのはなんで?
中にはエナジードリンクに効果があると思っている人がいますよね。
そういう人達は2つのうちどちらかの影響を受けています。
カフェイン感受性が高い
一つ目はカフェイン感受性による影響です。
カフェイン感受性とは、カフェインを感じやすい度合いのこと。
それが高ければ少しのカフェインでも眠気が覚めるような効果が得られます。
詳しくは過去の記事で解説しています。☟
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参考【コーヒー一杯でも注意?】カフェインの効果には個人差がある?カフェイン感受性とは?
続きを見る
価格によるプラシーボ効果
二つ目は価格によるプラシーボ(プラセボ)効果です。
プラシーボ効果は思い込みによる効果です。
エナジードリンクが少しだけ他のドリンクより価格設定が高いのは「高いから効果があるだろう!」という思い込みを消費者に与えたいからです。
この効果は科学的に証明されています。
詳しくは過去の記事で紹介しています。☟
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参考【ただの思い込み⁉】エナジードリンクが高いのには理由がある?効果と効き目を解説
続きを見る
レッドブル(Red Bull)の注意点
病気になるリスク
糖分の摂りすぎで糖尿病になるリスクがあるのはもちろんのこと。
エナジードリンクのある成分が肺がんのリスクを高める可能性があることも分かっています。
さらにあるものと組み合わせると最大4倍ものリスクがあるかもしれないことが分かっています。
詳しい情報は過去の記事で紹介しています。☟
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参考【危険】エナジードリンクは効果ないどころか体に悪い!その副作用や危険性とは?
続きを見る
参考著書
|『服用危険 飲むと寿命が縮む薬・サプリ―――疲れ、息切れ、めまい、不眠、物忘れ』
この本には普段、僕たちが口にしている食品の中の危険な成分についても解説されています。
論文を年間5,000本以上読む著者が言っているので信ぴょう性は高いかと思います。
お子さんがいる方や疲れがなかなか取れないという方にはおすすめです。
Kindleの読み放題なら30日無料で読めるので、これだけ読んで退会することも出来ますよ。
最終的な判断はご自由に。
最後に
趣味で飲む分には良いですが、本当に集中力を上げたいときは良策とは言えませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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