このような疑問にお答えします。
今回はプラントベースフードについて紹介します。
プラントベースフードって聞いたことありますか?
今、海外などではかなり話題になっていて日本でも徐々に浸透しつつあります。
ですが、その実態をあまりよく知らない方も多いと思います。
そこで、今回はプラントベースフードについて徹底的に解説していきたいと思います。
気になるモノがあればぜひ自分の食生活に取り入れてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
目次
プラントベースフードとは?
まずはプラントベースフードを簡単に紹介します。
例えば、
プラントベースフード
- 黄エンドウ豆100%で作られた麺
- 大豆100%で作られたハンバーグ
- 動物を一切使わないシチュー など
これらは実際に製品化されているプラントベースフードになります。
簡単に言うと、動物を使わないで作る食材のことをプラントベースフードと言います。
ではヴィーガン食などとの違いは何なのでしょうか?
ヴィーガン食との違い
ヴィーガン食とプラントベースフードはそもそもの概念が違います。
簡単に言うと、ヴィーガン食とはカテゴリーであり、プラントベースフードはその中の商品って感じです。
料理で例えると、和食というカテゴリーの中にあるお寿司みたいな感じです。
ヴィーガンの人にとってプラントベースフードは救世主のような存在だと言えます。
というのも植物由来のものだけで、お肉の味が味わえるからです。
大豆ミートなどはその代表ですね。
ここからは具体的にプラントベースフードのメリット・デメリットを見ていきましょう。
プラントベースフードのデメリット
まずはプラントベースフードのデメリットについて紹介します。
デメリット
- 高い
- 栄養バランス
それでは一つずつ見ていきましょう。
高い
プラントベースフードの1つ目のデメリットが「高い」ということです。
プラントベースフードは植物だけを使っているので、価格が高い場合が多いです。
例えば、大豆で作られた「大豆ミート」の場合
- 大豆ミート80g → 196円
- ひき肉100g → 120円
ひき肉と比べて、およそ2倍近くの値段がします。
とはいえ、乾燥タイプの大豆ミートを選べばこの問題は解決できることが多いです。
なので、さして大きなデメリットには当たらないかと思います。
栄養バランス
プラントベースフードの1つ目のデメリットが「栄養バランス」です。
プラントベースフードばかりだと、どうしても栄養が偏ってしまいます。
というのも人間はもともと雑食のため、いろんな食べ物を食べないと体が正常に機能しません。
プラントベースフードばかりだと、お肉から得られるミネラルやビタミンが不足してしまいます。
実際にサラゴサ大学が行ったヴィーガンに対する研究ではこんなことが分かっています。
実験内容
37,134人を対象として、菜食主義者の骨密度や骨折率などを調べました。
その結果、菜食主義者は骨密度が低く、完全菜食主義者は骨折率が高くなることが分かりました。
つまり、プラントベースフードばかりでお肉などを食べないと栄養が不足し、骨が弱くなるということです。
なので、プラントベースフードだけではなく、お肉やお魚も適度に食べることが大切なんです。
続いてはプラントベースフードのメリットを見ていきましょう。
プラントベースフードのメリット
プラントベースフードのメリットを紹介します。
メリット
- 環境にやさしい
- ダイエットに効く
- 体に良い
それでは一つずつ見ていきましょう。
環境にやさしい
プラントベースフードの1つ目のメリットが「環境にやさしい」ということです。
家畜を飼育しようとすると、電力や餌など、かなりのコストがかかります。
ですが、プラントベースフードであれば植物しか使わないので、比較的コストが低く済みます。
また、メタンガスなどの排出も抑えられるため、今話題のSDGs的にも良しとされています。
ヘルシー
プラントベースフードの2つ目のメリットが「ダイエットに効く」ということです。
プラントベースフードは植物から作られているので、ダイエットに効果的だと思われます。
基本的に植物には食物繊維が豊富です。
実際に食物繊維を摂ることで、体重が減ったとの研究が多くあります。
ダイエットや減量などではプラントベースフードはかなり良い食品かもしれませんね。
体に良い
最後のプラントベースフードのメリットは「体に良い」ということです。
基本的にプラントベースフードは野菜なので体に良いです。
野菜はカロリーが低く、ビタミンやミネラルが豊富です。
さらに野菜には食物繊維が含まれています。
食物繊維は体にはかなり良く、腸内環境の改善に必要不可欠です。
腸内環境が改善すると、メンタルが安定したり、頭が良くなったりします。
もちろん、プラントベースフードばかりだと体に不調をきたします。
ですが、外食が多いときやお肉を食べ続けている場合などはプラントベースフードに代えてみてもいいかもしれません。
ここからはおすすめのプラントベースフードを紹介します。
おすすめのプラントベースフード
ゼンブヌードル
おすすめのプラントベースフードの1つ目は「ゼンブヌードル」です。
ゼンブヌードルはエンドウ豆100%で作られた麺です。
余計なものは何一つ入っていなくて、本当にエンドウ豆のみです。
なので、無添加食品としてもかなり優秀です。
パスタにはもちろん、ラーメンやそばにしても美味しいですよ。
気になる方はご自由に。
大豆のお肉
2つ目のおすすめのプラントベースフードは「大豆のお肉」です。
プラントベースフードとして一番有名な大豆ミートです。
かなりお肉に近い味と食感にもかかわらず、原材料が大豆と醤油しか使われていません。
健康食材としてもかなり優秀だと思います。
また、乾燥タイプなので保存もきき、必要な時にパッと使えるのが嬉しいです。
このタイプは100gですが、水で戻すと3倍くらいになるのでコスパは良いかと。
気になる方はご自由に。
ヴィーガンレトルト
3つ目のおすすめのプラントベースフード「ヴィーガンレトルト」です。
ヴィーガンレトルトとはその名の通り植物のみで作られたレトルト食品です。
このヴィーガンレトルトにはカレーやパスタソース、コーンスープなどが入っています。
どれもお肉やお魚を使っていないとは信じられないくらいのクオリティです。
また、こちらも無添加で出来ているので、かなり安心して食べることが出来ます。
レトルトなので、保存もかなりききます。
家に1つあってもいいかもしれませんね。
気になる方はどうぞ。
最後に
プラントベースフードは体に良いモノも多いので、試してみてもいいかもしれませんね。
ただ、お肉やお魚などもバランスよく食べることを忘れずに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
Iguacel I, Miguel-Berges ML, Gómez-Bruton A, Moreno LA, Julián C. Veganism, vegetarianism, bone mineral density, and fracture risk: a systematic review and meta-analysis. Nutr Rev. 2019 Jan 1;77(1):1-18. doi: 10.1093/nutrit/nuy045. PMID: 30376075.