このような疑問にお答えします。
今回はウインナーについて紹介します。
ウインナーは朝食でもよく食べられる日本でも馴染み深い食品ですよね。
そんなウインナーですが、体に悪いというウワサは本当なのでしょうか?
今回は科学的な観点からウインナーの健康への影響について調べました。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速見ていきましょう。
目次
ウインナーは体に悪い?
結論、ウインナーやソーセージが体に悪いは本当です。
これはWHO(世界保健機関)も声明を発表しており、かなり信ぴょう性が高いかと思います。
そんなウインナーが体に悪い理由を3つ紹介します。
ウインナーが体に悪い理由
- ガンのリスクの上昇
- 死亡リスクの上昇
- うつ病のリスクの上昇
それでは一つずつ見ていきましょう。
ガンのリスクの上昇
まず1つ目のウインナーが体に悪い理由は「ガンのリスクの上昇」です。
ウインナーやソーセージなどの加工肉には発がん性があることが分かっています。
実際にWHO(世界保健機関)は加工肉によって、大腸がんのリスクが上がることを発表しています。
具体的には1日50g追加で加工肉を摂取すると、ガンのリスクが18%上昇すると言われています。
死亡リスクの上昇
2つ目のウインナーが体に悪い理由は「死亡のリスクの上昇」です。
ウインナーはガンのリスクだけでなく、全死亡リスクが上がることが分かっています。
それを示してくれたのが、スザンナ・C・ラーソン氏らの研究です。
実験内容
これまでに行われた9件の研究を精査し、赤身肉と加工肉の消費と全死亡率について調べました。
その結果、加工肉の摂取は全死因死亡率と統計的に有意に正の相関があることが分かりました。
簡単に言うと、加工肉を食べるほど死亡リスクが上がるというわけです。
うつ病のリスクの上昇
最後のウインナーが体に悪い理由は「うつ病のリスクの上昇」です。
実はウインナーはメンタルにも悪影響を及ぼす危険性があることが分かっています。
これは中国で行われた研究です。
実験内容
この実験では10か国からの21件の研究をもとに食事パターンとうつ病の関係を調べました。
その結果、赤身肉や加工肉、精製された穀物、お菓子、高脂肪の乳製品、および果物と野菜の摂取量の少なさは、うつ病のリスク増加と関連していることが分かりました。
つまり、加工肉などの不健康なものはメンタルにまでダメージがあるということです。
ただ、ウインナーやハムなどを食べたくなることもありますよね。
そこで食べる際の注意点を紹介していきます。
ウインナーを食べる際の注意点
ウインナーを食べる際の注意点は2つあります。
ウインナーを食べる注意点
- 毎日食べない
- 50g未満に抑える
それでは一つずつ見ていきましょう。
毎日食べない
1つ目の注意点は「毎日食べない」ということです。
朝食としてウインナーを食べるという方も多いと思います。
ですが、毎日はやめましょう。
毎日食べることでガンのリスクが爆上がりしてしまいます。
ガンは日本人の死因第一位なので、本当に他人事ではありません。
ぜひ今のうちから気をつけておきましょう。
50g未満に抑える
2つ目の注意点は「50g未満に抑える」ということです。
先ほども紹介したように加工肉を50g追加摂取すると18%もガンリスクが上昇します。
50gというとウインナーを2本程度までしか食べられない計算になります。
たまに多く食べる分にはいいですが、頻繁に食べる場合にはこれを意識してみましょう。
一応ですが、ここからはダメージが少ないウインナーを紹介します。
こちらのウインナーは無添加で、しかも手作りで作られています。
冷凍保存なので保存もきき、好きな時に食べることができます。
無添加や手作りはかなり体へのダメージは少ないので、おすすめです。
気になる方はどうぞ。
こちらのウインナーも無添加です。
1kgも入っており、無添加の中ではコスパ的も良いです。
ただ、手作りではないので食べ過ぎには注意です。
気になる方はどうぞ。
最後に
ウインナーは確かに体にはあまり良くありません。
ただ、注意点さえ守ってもらえれば健康を損なわずに食べることができます。
ぜひ少しずつ量を調節してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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参考文献
Larsson SC, Orsini N. Red meat and processed meat consumption and all-cause mortality: a meta-analysis. Am J Epidemiol. 2014 Feb 1;179(3):282-9. doi: 10.1093/aje/kwt261. Epub 2013 Oct 22. PMID: 24148709.
Li Y, Lv MR, Wei YJ, Sun L, Zhang JX, Zhang HG, Li B. Dietary patterns and depression risk: A meta-analysis. Psychiatry Res. 2017 Jul;253:373-382. doi: 10.1016/j.psychres.2017.04.020. Epub 2017 Apr 11. PMID: 28431261.