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仕事 生活に役立つ知識

写真を撮ることは楽しさを損なう?写真と体験の関係

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悩む人
写真が楽しさを損なうって本当?
悩む人
何かを体験しているときって写真を撮った方がいいの?

このような疑問にお答えします。

実は何かを体験中に写真を撮ることはその経験を楽しいものにさせるのか、それともそうではなくさせるのかについてが研究によって明らかになりました。

今回はその研究をこの記事を見ているあなただけに知っていただきたいと思います。

エルター

写真を撮ることは体験をより楽しくさせる

イェール大学マネジメントスクールのマーケティング教授のGalZauberman氏によると、写真を撮ることは体験をよる楽しさをより楽しくさせるかもしれないということが示唆されました。

GalZauberman氏とその共同研究者はそれを証明するために実験を行いました。

実験内容

参加者を写真を撮るグループと撮らないグループにランダムに割り当てました。

その後、フィラデルフィアのバスツアーに行ってもらい、写真を撮るグループと撮らないグループの反応を記録しました。

結果、写真を撮ることは楽しい体験をより楽しくさせるということが分かりました。

研究者によると、体験には視覚的な要素が大きいため、体験を向上させることが出来ると言っています。

この研究で重要なのは写真を見返すときではなく、ポジティブな体験を写真に撮るというだけで、よりポジティブになれるという点です。

別に見返すことはなくても体験を向上させることが出来るのは新たな発見です。

ポイント

・写真を撮るだけで良い体験はより良いものになる

ネガティブな体験にも当てはまる

上記の研究結果はネガティブな体験にも影響を及ぼします。

例えば、上司に怒られたという体験を写真に撮っておくとよりネガティブになることが分かっています。

これも上記と同様、写真を見返すのではなく、その体験を写真に撮っておくだけで、よりネガティブな体験にしてしまいます。

ネガティブな体験を写真に撮ることはないと思いますが、注意してくださいね。

ポイント

・ネガティブな体験をよりネガティブにさせることもある

エルター

日常生活で注意すること

仕事上の写真は控える

悲しい事実ですが、多くの日本人にとって恐らく仕事はネガティブなモノだと思います。

そこで写真を撮ってしまうとさらにネガティブなイメージとして定着してしまうため、出来るだけ仕事上での写真撮影は控えた方がいいと思います。

その代わりにメモを取っておくことや人と関わりを増やして教えてもらうという行為をした方が要約力や人間力が磨かれます。

仕事における能力的にもそちらの方が重宝されるので、写真ではない手段を検討しましょう。

ポイント

・仕事などのネガティブなモノには写真は使わないようにする

写真を撮り過ぎない

ポジティブな体験では写真を撮った方が良いという結果が出ましたが、撮りすぎはやはり問題があると考えます。

何枚撮ったかなどは分かりませんが、1分間に10~20枚撮るのはやはり撮りすぎだと個人的には思います。

どんな体験をするかによりますが、撮りすぎると体験自体がおろそかになってしまう可能性もあると思うので、体験を損なわない程度に写真撮影を行いましょう。

ポイント

・写真ばかり撮りすぎないように注意する

最後に

写真と体験による関係を知っていただきましたが、良い体験は写真を撮った方が良いということが分かりました。

だからといって写真ばかり撮るのは個人的には良くないと思うので、適度に写真を撮ることを心掛けてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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KIT

【科学で教育をハック!】10年ほど教育界に従事|今の教育法に疑問を持ち、主にデータを用いた教育法を発信|毎月、数万人以上へレクチャー|科学的な知識をもとに、食事・健康・睡眠・運動などのライフハックなども発信中|親のための教育法を紹介する「エルター」を運営

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