このような疑問にお答えします。
今回は16時間断食(ダイエット)の効果と正しいやり方について紹介します。
実は16時間断食は日本の研究がもとになった、科学的にかなり効果のある断食方法です。
今や海外セレブやハリウッドスター、スポーツ選手も取り入れていて、その効果は人生を変えるとまで言われています。
ですが、そんな上手い話があるのでしょうか?
そんな疑問を今回はノーベル賞を受賞した最新研究をもとに皆さんに紹介したいと思います。
実はやり方は非常に簡単で、”あること”を守ればいいだけです。
それでは具体的に見ていきましょう。
目次
16時間断食(ダイエット)とは?
この16時間断食は様々な言われ方をしています。
- プチ断食
- 16時間断食
- 16時間ダイエット
- 8時間断食
- 16時間ファスティング など
実に様々な言われ方をされていますが、全部同じ意味です。
ここでは16時間断食という言い方で統一していきたいと思います。
やり方は簡単で、16時間の間は一切、カロリーを摂取しないというだけです。
睡眠時間を含めての16時間なので、大体起きている間の8~9時間くらいを断食に充てる感じになります。
ただ、この16時間断食には凄まじい効果が科学的にも認められているんです。
16時間断食(ダイエット)の7つの効果
16時間断食(ダイエット)には主に7つの効果があります。
断食の効果
- 痩せる
- アンチエイジング効果
- 集中力アップ
- やる気が上がる
- お金の節約
- 時間の節約
- 病気の予防
それでは一つずつ見ていきましょう。
痩せる
まず一つ目はダイエット効果です。
これは当たり前ですが、紹介します。
16時間断食をすると、普通に食べても、大体20%くらいのカロリーが自然と抑えられます。
カロリーが少なくなればもちろん痩せます。
そして、この20%というのがかなり良い数字で、健康的に痩せられるのがカロリー20%減らすことなんです。
16時間断食はカロリー計算など面倒くさいことをしないでも、自然とこの数字が実現できるんです。
アンチエイジング効果
2つ目はアンチエイジング効果です。
「16時間断食とアンチエイジングってなんの関係があるの?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、これにはかなり密接な関わりがあるんです。
16時間断食をすると胃が空っぽになってオートファジーという現象が起こります。
この体の中の不要な老廃物などをリサイクルしてくれるおかげで、肌などを若々しく保つことが出来るんです。
集中力アップ
3つ目は集中力アップです。
実は断食は集中力もアップしてくれるんです。
というのも人間は現代でこそ食べ物が容易に手に入りますが、昔は狩猟や採集などをして生きていました。
そして、その時代は空腹状態というのは当たり前で、簡単に食べ物は手に入りませんでした。
そんな空腹状態で狩猟をするときに集中力が落ちていたら獲物を捕らえることができません。
なので、人間というのは空腹状態の時こそ集中力が高まるようにできているんです。
上記のように思う方もいるかもしれません。
ですが、人間の脳は狩猟採集のときから脳は1%も変わっていないと言われています。
つまり、99%以上は昔の人の脳と一緒なんです!
ということは断食が集中力を上げてくれるというのは理にかなっていると思います。
やる気が上がる
4つ目はやる気を上げる効果です。
集中力の向上と非常に近いのですが、断食にはやる気を上げる効果があります。
原理としては先ほどの集中力アップの時とほぼ同じです。
人間は飢餓状態に陥っているときほど獲物を獲ろうとしてやる気が高まります。
お金の節約
5つ目はお金の節約になるということです。
16時間断食をする際はたいてい2食になることが多いので、1食分の食費が浮きます。
1食が仮に500円だとすると月に15,000円、年間180,000円の節約になります。
年間18万円ってすごすぎませんか?
かなり良い旅行とかも行けちゃいますよ!
時間の節約
6つ目の効果は時間の節約です。
単純に1食分食べる時間がなくなるので、その分の時間が浮きます。
1食が仮に準備や片付けなど込みで30分かかっていたとすると、月に900分(15時間)、年に10,950分(182.5時間)の節約になります。
この時間があれば普通に副業で結果が出たり、資格が取得できちゃいます。
病気にかかりにくくなる
最後の効果は病気にかかりにくくなることです。
実際にジョンズホプキンス大学の研究ではあらゆるプチ断食の効果を調べたところ以下のことが分かりました。
実験結果
- ガンのリスクが低下
- 心疾患のリスクの低下
- 糖尿病のリスクの低下
16時間断食をするだけでこれだけの効果が得られちゃうんです。
将来の医療費なども考えたらその影響は計り知れないですよね。
ここまでは16時間断食の効果やメリットをまとめてきました。
次からは正しい16時間断食のやり方について紹介します。
正しい16時間断食(ダイエット)のやり方
カロリーがあるものを口にしない
睡眠を含めた16時間はカロリーがあるものを口にしないでください。
16時間で守ることは基本的にはこれだけです。
後はある程度、好きに食べても問題ありません。
16時間断食のときに摂って良いものとしては
- 水
- お茶
- ブラックコーヒー
- 炭酸水 など
もちろん、カロリーがあるので野菜ジュースや酵素ドリンクもダメです。
とにかくカロリーがあるものは避けてください。
上記のような疑問を持つ方もいると思います。
結論、人工甘味料入りのゼロカロリー飲料は良くありません。
厳密にはゼロカロリーではなく、少しカロリーがあり、加えて太りやすくなったりするので、基本的にはやめておいた方がいいでしょう。
「50kcal以下なら口にしても問題なんじゃない?」という研究もありますが、オートファジーの観点からみるとカロリーは摂らない方が良いと思います。
時間はいつでも
基本的に16時間断食をするなら時間はお好きに決めてもらって問題ありません。
例えばだとこんな感じです。
断食 → 11~19時の間で食べる → 断食
真ん中の食事時間はいつでもいいのですが、おすすめは朝食を抜くことです。
昼食はそもそも抜くのがかなり厳しいので、抜くとしたら必然的に朝食か夕食になります。
夕食を抜いてもいいのですが、糖質には睡眠の質を高めてくれる効果があるので、夕食は出来ればしっかり食べた方がいいです。
なので、朝食を抜くのがおすすめです。
とはいえ「朝食って大事なんじゃない?」と思っている方はこちらの記事をご覧ください☟
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参考【朝食が大事は間違い!】むしろ朝食を食べない方が健康になるという科学的根拠!
続きを見る
断食の注意点
女性は注意
女性は体質によっては16時間断食が合わない方がいます。
16時間断食をするとホルモンバランスが崩れたり、生理周期が乱れてしまうことがあります。
なので、16時間断食ではなく、12~14時間断食くらいから始めるのがおすすめです。
それで体に合えば続ければいいですし、合わなければ普通の食事に戻してください。
あくまでも自分の体と相談したうえで行ってくださいね。
ちなみに男性はほぼ問題ないかと思います。
加工食品は避ける
好きなものを食べていいとは言ったんですが、やはり加工食品は避けた方がいいです。
加工食品には食欲を暴走させる効果や脳や腸をぶっ壊す作用があるので、断食していても断食の効果が出ないことがあります。
それはちょっと悲しすぎますよね。
とはいえ、いきなり全てやめるのは難しいかもしれないので、まずは1~2割を自然な食品(野菜やフルーツなど)に置き換えてみましょう。
それで、徐々に増やしていくのがおすすめです。
ちなみに食材の選び方はこんな感じです。
この辺が体に良い食材と言われています。
参考著書
16時間断食や食材の選び方に関してはこちらの本がおすすめです。
あの「オリ○ジのあっちゃん」も紹介した『最高の体調』の著者である「鈴木裕」さんが書いている本です。
「鈴木裕」さんは年間5,000本もの論文を読んでいるので、かなり信頼性は高いと思います。
しかも、パレオ式のダイエットは誰にでも一定以上は効果があると言われています。
また、このパレオダイエットは無理なく続けられるので、忙しい人にもおすすめです。
食事を変えて人生を変えるかはあなた次第です。
|『「空腹」こそ最強のクスリ』
この本はまさしく16時間断食ブームの火付け役となった本です。
サクッと読める上に科学的根拠もあるので、本が苦手な人でもおすすめです。
気になる方はどうぞ。
最後に
16時間断食は本当に良いことしかなく、人生を変えてくれます。
最初の2週間くらいは辛いかもしれませんが、やがて慣れていくので、そこまでは踏ん張ってみてください。
ただ、あくまでも自分の体で試して良かったら続けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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