このようなお悩みにお答えします。
実は最新研究で消費者が好む製品が明らかになっています。
今回はこの記事を見ているあなただけに知っていただきたいと思います。
目次
消費者は間違った製品を好む?
アーティストの絵を対象とした研究
イェール大学とボストン大学、ジョージア大学の共同研究によると、消費者は欠陥のない完璧な製品より、誤って作成された製品の方を好むということが明らかになりました。
実験内容
研究ではアーティストに絵を描いてもらい、2つの消費者に分けました。
・意図的にマークを入れたと伝えられた消費者
・誤ってマークを入れてしまったと伝えられた消費者
2つを比較したところ、「誤ってマークを入れてしまったと伝えられた消費者」の方がより高い価格で購入し、満足度も高いことが分かりました。
ビンテージ写真の研究
eBayと呼ばれるECサイトを使ったビンテージ写真の研究もご紹介します。
実験内容
この研究では写真の販売を分析しました。
・間違いのあるビンテージ写真(二重露光、ぼやけ、フレーム内の指など)
・間違いのないビンテージ写真
eBayに売られているこれらの写真を分析したところ、間違いのある写真の方が平均で58%多く支払うことが分かりました。
なぜ誤った製品を好むのか?
これらの誤った製品を「意図的」と言うと「製作者が何かを隠している」という消費者心理が高まるため、不信感と購買意欲が下がってしまいます。
反対に「間違い」と言うとその製品の独自性が高まるため、消費者は購買意欲を増し、正規の価格より高くても買うようになります。
実際に、5円玉の穴がずれているといった間違いも価値あるものとして高値で取引されています。
このようにこれからの時代、独自性が製品の価値を高めていくのだと思います。
注意点
ただ一つ注意点があります。
それは実用的なモノに関しては該当しないということです。
例えば、掃除機が全然ゴミを吸わないのにそれに価値を感じる人はいないと思います。
あくまで人の感性に訴えかけるモノのみだと考えた方がいいかもしれません。
最後に
これからは今までより独自性が重要になってきます。
何が独自なモノなのか自分ではわからないので、どんどん発信していった方が得だということですね。
自分の常識の枠にとらわれずに間違いもどんどん発信していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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